ほったらかし温泉「こっちの湯」「あっちの湯」はどちらも日の出、富士、夜景等素晴らしい絶景を眺めながらゆったりできる。
それぞれ特徴があり、あなたはどちらに入りますか?
ほったらかし温泉をご存知ですか?このユニークな名の温泉は山梨にあります。ほったらかし温泉の朝は日の出から始まり、朝日に染まる富士、甲府盆地と富士が織り成す遠近のコラボレーション、夕焼けに映える富士、天然のプラネタリウムと眼下に広がる甲府盆地の夜景。これらすべてを露天風呂から眺望できるのがほったらかし温泉です。少し欲張れば、すべて一日で鑑賞することも可能ですよ。また、桃の花のピンクの絨毯、高原の涼風、山々の紅葉、雪化粧の富士等、四季折々の変化に富んだ景色もほったらかし温泉の大きな魅力です。最近はほったらかし温泉も有名になり、“露天風呂を独り占め”というわけにはいきませんが、眼下、天上に広がる雄大なパノラマは感動を与えてくれます。ちょっと誉めすぎと思われるかもしれませんが、これがほったらかし温泉の一ファンとしての実感です。開業当初のほったらかし温泉は岩造りの露天風呂で、穴を掘って、岩で固め、お湯を入れて、あとは「ほったらかし」の状態だったそうですが、現在のほったらかし温泉は「こっちの湯」、「あっちの湯」と、それぞれ異なる顔を持つ二つの温泉が、都会でのストレスを「ほったらかし」させてくれます。
ほったらかし温泉の歴史は「こっちの湯」から始まる。開業当時の木造りと岩造りの露天風呂や木の香りが漂う内風呂のしなびた風情に根強い人気がある。富士を正面から眺望できるのはほったらかし温泉でも「こっちの湯」。ほったらかし温泉は露天風呂、内風呂の全てが天然温泉で、「こっちの湯」の内湯と檜の露天風呂は旧源泉(32℃)の湯を加温して使用。ほったらかし温泉「こっちの湯」の源泉はほとんど無色透明、無味無臭、PH9.6のアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進等に効果がある。他の温泉同様ほったらかい温泉にも禁忌症があるので、入浴の際には必ず確認が必要である。なお、岩の露天風呂は「あっちの湯」と同じ源泉をしようしているため、二つの源泉を楽しみたい場合は「こっちの湯」がお勧め。ほったらかい温泉「こっちの湯」は平成20年1月より改修工事中で、平日は当分の間(春先まで?)閉湯となり、この期間中の平日は「あっちの湯」のみとなるので、ご注意を!
ほったらかし温泉 あっちの湯は、平成15年12月に増設された二つ目の浴場で、広さも眺望もほったらかし温泉 こっちの湯に比べて2倍のスケール。ほったらかし温泉 あっちの湯は、右手に富士山、左手に大菩薩嶺を望み、眼下に甲府盆地、天上に満点の星空という絶景の眺望を与えてくれる。ゆったりとした気分に浸りたい時は、ほったらかし温泉 あっちの湯がお勧め。ゆったりとリラックすれば、般若心経が教える彼岸(あちらの世界=悟りに世界)の気分に浸れるかもしれません。ほったらかし温泉 あっちの湯のすべの源泉(新源泉)は、淡黄褐色で無臭、PH10.1のアルカリ性単純温泉で、ほったらかし温泉 こっちの湯と同様の効能があるが、PHが高い分、ほったらかし温泉 こっちの湯よりも、お肌すべすべ、湯冷めしにくいという効果もある。新泉は、黄色味がかった緑色のきれいな温泉であることから、「黄金泉」と呼ばれる。ほったらかし温泉のこっちの湯とあっちの湯にはどちらにも熱湯とぬる湯がある。両浴場の湯は毎日聡入れ変えや放流式の掛け流しの採用により、常に安心して清潔な湯に入浴できるのは嬉しいですね。